シリーズ中心市街地 【1】~【5】
シリーズ中心市街地【1】~【5】
2019.1.27
まちの特徴とメインストリート、課題
― シリーズはまだまだ続く ―
― シリーズはまだまだ続く ―
この「シリーズ中心市街地」は僕のフェイスブック「宇部芳彦のページ」に2018年12月11日から掲載を開始、2019年1月末現在もフェイスブックへの記事掲載を続けており、これまでに21本の記事をアップしています。
実は当初、数回でこのシリーズは終わりにする予定でした。
しかし、予想以上に反響が大きく、今後もしばらくは不定期ながらも掲載を継続していこうと考えています。
しかし、予想以上に反響が大きく、今後もしばらくは不定期ながらも掲載を継続していこうと考えています。
最初の記事は、かつて隆盛を誇っていた僕の住むまち久慈市のメインストリート。「人口減少」や「郊外型ショッピングセンターの登場」などでまちの構造が変わり、人通りが少なくなってしまったことを伝えたいと思ったのです。
「写真があればなんとなく様子がわかるだろう」という程度の軽い気持ちではじめていますから、最初のころの記事はとても「短い」のですが、掲載回数が深まるにつれて、文字数はどんどんふえています。
「まちを紹介」したり「人口規模」などを比較することよって、何か特徴が見えてくるかもしれないと思っています。僕が特徴を見つけられなくても、これを見た読者のあなたが何かを発見してくれるかもしれません‥。楽しんで読んでいただければ幸いです。
今回は<その1久慈市>から、<その5の野田村>までをまとめて掲載します。
+タイトル下の数字はそれぞれの記事をfacebookに掲載した日付け
シリーズ中心市街地-その1*******************************
「宇部、久慈の街はどこにあるの?」
数年前、遠方から遊びにきた友人が僕に言った言葉です。聞かれたのはまさに「この場所」でした。人がいないので、よもやここだとは思ってもみなかったのです。
市日(いちび)や祭りなど、なにか特別なことがない限り中心市街地に人があふれることはなくなりました。でも、逆に言えば、目的があれば人は集まるということです。
数年前、遠方から遊びにきた友人が僕に言った言葉です。聞かれたのはまさに「この場所」でした。人がいないので、よもやここだとは思ってもみなかったのです。
市日(いちび)や祭りなど、なにか特別なことがない限り中心市街地に人があふれることはなくなりました。でも、逆に言えば、目的があれば人は集まるということです。
ある人が「今日は寒いから人は外に出ない」と言いました。可能性と希望はまだまだ見いだせるという思いが伝わってきます…。僕だって、自分の住むまちのメインストリートは元気なほうがいい。
カメラのファインダーを通して見る12月の久慈の中心市街地、寒さを少しやわらげてくれる光が印象的です。
久慈銀座商店街の夕景
― 僕のまちのメインストリート ―
2018.12.13
写真は12月11日16時40分の久慈銀座商店街です。
「お買い物は地元のお店へ 久慈商工会議所」と書かれた立て看板が見えています。
「お買い物は地元のお店へ 久慈商工会議所」と書かれた立て看板が見えています。
立て看板の右、歩道をはさんで黄色い光がもれている場所は「銀座・お休み処」で、イベントや会議などに利用されます。
三陸鉄道久慈駅およびJR久慈駅はこの写真の道の奥、クルマで1分とかからない場所。
*12月11日に掲載した岩手県久慈市の中心市街地の写真が好評ですが、僕はこの写真も気に入っています。
「久慈のまちはこうなのか」と感じていただければと思います。良くも悪くもこれが僕の住んでいるまちのメインストリートの風景。
三陸鉄道久慈駅およびJR久慈駅はこの写真の道の奥、クルマで1分とかからない場所。
*12月11日に掲載した岩手県久慈市の中心市街地の写真が好評ですが、僕はこの写真も気に入っています。
「久慈のまちはこうなのか」と感じていただければと思います。良くも悪くもこれが僕の住んでいるまちのメインストリートの風景。
なお、12月11日に掲載した写真は中心市街地のメインストリートでカメラを西方向に向けて撮影したもの。一方この写真は、ほぼ同じ場所からカメラを東方向に向けて撮影したものです。
写真は南北におよそ600m続くメインストリート(県道角ノ浜玉川線)のようす。通りをざっと眺めると、本屋、菓子店、薬店、時計店、クリーニング店、洋服店、釣具店、ヘアーサロンなどがある。洋野町役場があり、交番があり、東北銀行、岩手銀行、郵便局もある。
加えてこの通りを北に進むとクルマで数分もかからない場所に大型食品スーパーもある。
洋野町種市の住民は地域の外にわざわざ買い物に出かけなくても、必要なモノはこのまちで一通りそろうだろう…そんな印象を受けた。
*洋野町は平成18年、種市町(たねいちまち)と、種市町の内陸側(東側)に位置していた大野村(おおのむら)が合併して誕生。合併当時の人口は全体で約2万人(旧種市町が約1万4,000人、旧大野村が約6,000人)だった。
なぜって、たとえ不定期でもシリーズ的に掲載していれば、人口規模などの比較によってそのありよう、特徴が何か見えてくるかもしれないと思っているから。
あるいは僕が特徴を見つけられなくても、これを見た読者のあなたが発見してくれるかもしれない‥。
発見できなくても「へー、あそこの中心市街地はこんなところなんだ」と楽しむだけでも充分におもしろいと思っているから(僕だけかな?)。
あるいは僕が特徴を見つけられなくても、これを見た読者のあなたが発見してくれるかもしれない‥。
発見できなくても「へー、あそこの中心市街地はこんなところなんだ」と楽しむだけでも充分におもしろいと思っているから(僕だけかな?)。
さて、写真は岩手県の野田村(のだむら)のメインストリート、12月15日15時のようす。
南北約500mのこの通りには、野田村役場、個人経営の病院(内科)、写真屋、理容室、魚屋、薬局、文具店、食品スーパー、食事処、クリーニング店、時計・眼鏡店、電化製品と肉を扱う店などがあり、広場や公園もある。
そのほか、神社の朱色の大きな鳥居が通りに面して建てられていて通る人の目をひいている。
なお、通りには面していないけれど数メートル脇には岩手銀行、郵便局、洋服店、酒店、菓子店なども見える。
そのほか、神社の朱色の大きな鳥居が通りに面して建てられていて通る人の目をひいている。
なお、通りには面していないけれど数メートル脇には岩手銀行、郵便局、洋服店、酒店、菓子店なども見える。
野田村は僕の住む久慈市の南にある小さな村。人口は4,255人・1,637世帯(2018年11月30日現在)。
ホタテやワカメなど海の幸に恵まれるとともに、ホウレンソウや食用菊、山ぶどうなど冷涼な気候を生かした作物が栽培されている。野田港の海水をくみ上げてつくった「のだ塩」や山ぶどうワイン「紫雫」(しずく)なども人気。
ホタテやワカメなど海の幸に恵まれるとともに、ホウレンソウや食用菊、山ぶどうなど冷涼な気候を生かした作物が栽培されている。野田港の海水をくみ上げてつくった「のだ塩」や山ぶどうワイン「紫雫」(しずく)なども人気。
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